キンキ、烏賊の一夜干し、ホタテなどの魚介類が焼かれ、食欲をそ香りが囲炉裏のから漂った。女将さんは魚介類を焼き始める前に、アルミホイルに何かを包んで、赤く燃える炭の傍らに置いた。中身は何か教えてくれない。
先に焼きあがったキンキやホタテを食べている間も、アルミホイルの中身に気が行ってしまう。焼きあがった魚介類を食べ終えた頃、ようやくアルミホイルの中身も焼きあがった。
その中身は、丸々一個の「ゆり根」だった。
茶碗蒸しなどで食べたことがある食材だが、丸々一個を焼いて食べるのは初めてだ。焼きあがった「ゆり根」にかるく塩をふって食べる。
甘い!
なんとも、上品な甘さが口の中に広がる。
「ゆり根」が、こんなにも甘いとは知らなかった。
「ゆり根」はグルコマンナンを含んでいる。このグルコマンナンは、コレステロール値の上昇を抑えてくれるし、糖尿病や高脂血症に対して予防の効果があるとされています。
私はダイエットが成功したとはいえ、未だにコレステロールや高脂血症を気にしながら食事している。この囲炉裏のある店で食事をするときは、必ず「ゆり根」を焼いてもらうつもりだ。
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